里山歩きしてきました。
里山は白梅が満開で、芳しい匂い!
これは虫じゃなくても嬉しくなっちゃう。
さぁて、今日の暖かさならなにかしらいるだろうな…目当てはフッチーことフチグロトゲエダシャク!!春のかわい子ちゃん!!
と、意気込んで行ったものの見事に振られました。
チラチラ飛んでそうだったのになぁ。ちぇ。
でもね、虫達は動き出してます。
越冬明けキタテハ
この子らは活発に動いていました。
そして毎度のお楽しみ水抜き坑覗きでは…
もう婚姻色が出てる!
あと6日で啓蟄ですしね。
さて、フッチーに振られたので他に何かないかなーとぶらぶら。
オオカマキリの卵嚢
ちょっと見づらいけど2個、並んでるんです。
つくね食べたくなったな…(食いしん坊め)
そして毎度のミノウスバ定点観測
…当地ではまだ卵のままですね。
風が強くて目の痒さが限界になった頃、不意にそれは現れました。
ブラブラ…
こっちにもブラブラ…
あらら、あそこにも…
手の届くところにあったものをもいでみました。
これは、シンジュサンという大型のヤママユガの繭です。いつも通るのに気づかなかったな…。
一個だけお持ち帰り。
ちなみにどんな蛾になるかというと…
シンジュサン成虫
こんなの。
これは何年か前、ドラッグストア脇の空き地のヌルデで羽化してるのをお持ち帰りして撮影したもの。
でかいですよ。
と、言うことは。
あの木はシンジュサンの食草、ニワウルシか、ニガキか…。
んー、もう少し樹木のお勉強もしなくちゃいけません。
一つのことがわかると数珠つなぎのようにいろんなことがわかっていく。世界の解像度が広がる。
それがたまらなく楽しいんですよね。
だから虫撮りはやめられないのかもしれない。
持ち帰った繭、羽化するといいなぁ。