虫を撮る、小説を書く。
ご無沙汰しています。
今年もちゃんと挑んできました、ツマキチョウアタック!
里山に出ること5回。4回スカ。
今年はなんだか季節の遷ろいが曖昧というか、寒暖差がエグくて、本来なら出てるものが
笑えるほど出てこない。
カエルの産卵も遅いし、鶯は地鳴きすらしてない。
おい。4月やぞ。
でも諦めの悪いところがとみこの長所でもあり短所でもあるのでチャンスを狙いつつ…
やっと撮れました。オス、メス共に捉えることができました。

ツマキチョウ♂

ツマキチョウ♀
ほんっとに苦労しました。
雨に邪魔されたりもして。
で、ですね。
雨の日ぼんやりしてるのもなんなので、10年前にぶん投げた小説を書くことにしたんです。
それがこちら。
夢の監獄
https://ncode.syosetu.com/n6569ly/
夢遊病をテーマに人間の業と狂気、救済を書いたものです。
10万字超えました。
10万字て。
ちょっとした文庫本くらいになってしまいましたが、もしご興味あれば。
しかし、いい季節になってきました。
Facebook経由でお譲りいただいたウスタビガの卵も孵化し始めました。

ウスタビガ初齢幼虫
うまく育つといいな…。願いを込めて飼育中です。さぁ!春本番ですよ。フィールドには出られるだけ出ていこうと思います。
軽率にバズりにいった話
めっっっちゃ久々の更新で
申し訳ありません(土下座)。
突発的に膝に矢を受けたり、デリケートゾーンに毛嚢炎ができて破裂したり、なんかもううわぁやめろぉぉぉぉ!!!とみこのライフはゼロよ!!!!!
そしてネコチャンたちも結膜炎に尿検査ひっかかったりなど、もう…もうね…
真っ白になってました。
真っ白といえば。
関東で雪が降りましたね。こちら成田近郊もどっさり降りました。
X(Twitter)で
#関東雪結晶
のハッシュタグをみてそわそわしたとみこはお庭に駆け出し、パシャパシャと写真を撮っていました。
俺のマクロレンズが火を吹くぜ!!
とばかりに。
そしたらですね…
この一枚がバズってしまいまして…
https://x.com/tomikopinkcats/status/2020274461258457243?s=46&t=8u0VNSRDqQ_NHff3jijQeQ
1.8万いいね!?!?
マジで!?!?!?
いやぁ…見ていただいてありがたい事この上ない…。尊敬するフォロワーさんにもリポストしていただきありがたい事この上ない…(*˘-˘人)゚.:。+゚
やっててよかったなぁ!!!!!写真!!!
他にもこんなのが撮れました。
庭の南天の葉についたシダ状六花

撮ってたら服に付着した六花の結晶
今、まだ体調は優れませんが、
写欲ガン上がりです。
暦の上では立春も過ぎましたし、身体整えてフィールドへドーン!!と行きたいです。
ゆっくり、ゆっくりと、春が近づいてくる。
まずはできることから。ストレッチして、筋肉痛にならないように。食べすぎないように。
楽しい季節のために頑張ります。
兄だったモノ
GAMMA!という漫画アプリをご存知だろうか。
割と若手の漫画家さんの漫画が掲載されている。
基本的には隔週更新で、プレミアム会員になると先読みができる。
その中で、2025/11/20、本編を終えた
「兄だったモノ」の話をしたい。
大筋はこうだ。
主人公の東京の女子高生、東雲鹿ノ子(しののめかのこ)の兄、東雲騎一郎が遠く離れた広島で死んだ。
同性の恋人、中眞聖(なかまひじり)を遺して。
そして兄は妄執にとりつかれた緑色の目をした怪物になる。だが聖にその姿は見えない。
鹿ノ子は聖に恋をする。そして賭けをする。
「デズデモーナ=聖」を巡って、預金が尽きるまでの間広島と東京を行き来して、自分を聖に女と認識させる賭け。
聖が自分を女と見れば鹿ノ子の勝ち。
そうでなければ騎一郎…緑色の目をした怪物の勝ち。
こうしてドロドロの恋愛劇と人間模様が展開されていく⸺
というものなのだが。
いやすごい。
大学時代、哲学科心理学専攻コースにいた自分なのだが、大学が仏教系だったので宗教学、神学、そしてそれにまつわる作品のことには一通り触れてきた。
先述したデズデモーナはシェイクスピアのオセロに出てくる女性。不運の象徴ともされている。
作者はマツダミノル先生。執筆中にご出産されていることからわたしよりはお若い女性だろうと推測される。
この作品にはシェイクスピアだけでなく、宗教学、戯曲、哲学、文学、ありとあらゆるものがみっちりと詰め込まれている。
わたしが大学で学んできたこと以上に。
例えば緑色の目をした怪物、というのもオセロに出てくるが、深く深く読み込まないとその真意がわからない。これは嫉妬の感情を表すものだ。
わたしは別に賢いわけではないが、わたしより若くてこの知識量…!!
かと思えば井伏鱒二の「山椒魚」の一説なんかも交えて来たりして、東西あらゆる文学が作品にうまく絡められている。
鹿ノ子の恋の行方は?
怪物となった兄の行く末は?
聖の孕む複雑な感情は?
一体何が本当の事で、何が本当の事じゃないのか。
そんな、
推し漫画の本編が終わっちゃったんだヨォォ~~~( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
楽しみが…生きていく楽しみが減りました…。
詳しい本編を書くのはネタバレになるし本意ではないので、GAMMA!はCM見れば読めるので今からでも興味がある方は読んでみてほしい。
一応リンクを貼っておきます。
https://ganma.jp/web/magazine/anidattamono
マツダ先生、お疲れ様でした。
そして、
ムチムチ未亡人!!!
雑コラですって…?
ふむ。
雑コラ作ることにかけてはまあまあやりますよ、わたし。
うちの猫、ユキミ。(シャムトラ8歳・超かわいい)
でつくった雑コラ。披露しましょう。

はい。フルムーンならぬフルユーンです。
先日の中秋の名月がド曇りで見えなかったので、以前撮った満月とコラボ。
うるせぇ月だな。
はい、続いては…


ロッテに怒られるやつ。先に謝ります、ロッテさんごめんなさい。
最後に普段のユキミを載せておきますね。

はい可愛い。

そしてとても元気。
実は、水腎症で左の腎臓は機能していないのです。でも、一生懸命生かしてやりたい。
そう思って毎日お世話して遊んでいます。

お尻を人に見せるのが大好き。
なおこの写真でXで2.6万いいねいただいたので人類は猫の尻に飢えてるんだなと思ったり思わなかったり。
ラジバンダリ。
はてなさん、うちのユキミをよろしくお願いします!!!!!!!!
Adobe Expressでペットの雑コラをつくって、制作中のスクリーンショットとともに⇑この上で披露しよう!
▶️ Adobe Express × Hatena Blog 特別お題キャンペーン #愛するペットの雑コラ

by アドビ株式会社
自律神経とおもろい先生と庭の虫達
おはようございます。このブログ生きてたんだ、なんて思ってるそこのあなた、
生きてますよ!!!
殺さないで。
ここ最近はですね、やはり過敏性腸症候群に悩まされています。時々くる鈍痛。
お尻がとってもセンシティブなとみこは便秘でも下痢でもいぼ痔真っ直ぐコースなのでもはや排便が恐ろしい。いきみたくない。ので、鈍痛が来るたびに下さないように下痢止めを飲んでいたら、先週の土曜の夜、のたうち回るような痛み。
あーこれ夜間救急行ったほうがいいよなー、脂汗ひかないもんなー、とか思って夜間救急に電話。
夜間救急のナースさんに繋いでもらったところ、一通り症状を聞かれ
N's「波はあります?痛みの」
と「うう…あります…今がマックス痛くて脂汗が…」
N's「たぶんね、それ引くと思うのね。何かお薬のんだ?」
と「桂枝加芍薬湯を…」
N's「実を言うと今日ね、胃腸内科の先生夜間にいらっしゃらなくて。少し様子見て、だめだと思ったらもう一度ご連絡ください。それで来てみていただけますか?ほら、専門医いないのに夜間料金(9900円)いただくのもあれだし…」
と「はい…」
で、小一時間様子見。
すると引いてきたので、もうこれは寝てしまえ!と眠剤入れておやすみー!!!!!!!!
翌朝。
お腹、張ってるけどのたうち回るほどは痛くない…。早まらなくて良かったよ…。
もう月曜日に胃腸内科行こう…と日曜は恐る恐る過ごしまして、昨日月曜日!
いぼ痔でしょっちゅうお世話になる先生のところへ。
👨⚕「あーどうもどうも!長めに夏休みいただいてごめんね!元気?」
いや、元気ではないから来てるのですが…
この胃腸内科の先生、先にいうとめちゃくちゃ明るくて面白い人です。
👨⚕「ふーむ、過敏性腸症候群がぶり返したっぽい?痔が怖くてマグミット飲めなかったかーそうかー。じゃあまた大腸内視鏡と、念の為レントゲンと採血しますか!」
と「」
大腸内視鏡…。
アレにいい思い出はありません。
痔の検診のスコープですらオアー!!!!ってなるのに、更に太いのが更に奥までくるんですよ。
オアーどころじゃありませんよ。
で、内視鏡室へ。
シオシオ…( ᷄ᾥ ᷅ )となりながら入室するとクラシックが流れていました。
実はとみこ、嫌々ピアノを習っていたのでクラシックは少々知識があります。演奏するのは鳥肌立つほど嫌いだけど、演奏聞くのは好き。
ピアノにはトラウマがあるけど、クラシックは比較的一般よりは知識がある…のかな。
緊張を和らげようと、
と「あ、これ魔笛の序曲ですねー」(すでに内視鏡入ってきてる)
と言ったら、ドクターが
👨⚕「わかるの!?え!?ここの部分で魔笛ってわかる人いないよ!?」
と言われたので↑上記の説明をしたところ、
👨⚕「へえー!まあ演奏するのと聴くのとではまた違うもんね。クラシックは好きなんだー。へー。僕もね、大学病院のお師匠さんの影響で好きになったんだよね。オペラも見に行ったよー。」
と「いいご趣味ですね…」(まだ内視鏡入ってる)
👨⚕「夜の女王のアリアだけが魔笛って思ってる人多いよね、夜の女王のアリア自体2つあるのにね」
と「激おこカーチャンとそうじゃないやつですよね」(まだ内視鏡入ってる)
と答えると
👨⚕「ハハハハ!!!いい得て妙!君面白いねー!はい、抜きまーす」
と(やっと抜けた…)
内視鏡でみた限りでは異常はないとのことで採血とレントゲンをして、結果。
👨⚕「うん、君ね。血液もとてもいい血液だし、炎症もないし細菌もない。これは自律神経失調症からくる過敏性腸症候群だね。で、触診で分かったけど排便恐れすぎてすんごい宿便!これは出しちゃいましょう。あまりに痛ければマグミットと併用していいから飲んでねー」
と「のたうち回るほど痛かったからなんか怖い病気かと…」
👨⚕「こんだけ暑いと自律神経イカれちゃうよ。大丈夫、大したことはありません。もし下しすぎてまた痔になったらまた治してあげるから。君面白いしまたおいでねーおだいじに!」
あれ?
お医者さんに「またおいで」って言われた…?
いやいやそうそう行ってたまるか!!!!!!
と言うわけでマグミットチャレンジしております。これを読んだ方は痔がぶり返さないか、見守っててね…。
閑話休題。
いい加減具合の悪いのにかまけてあまりにも写真を撮らなすぎていたので庭の虫からリハビリスタートです。


水撒きで水をかけられてこちらを睨むオオカマキリ
エセナキアに来たコアオハナムグリ
花壇をトコトコ歩いていた羽化したばかりのモンクロギンシャチホコ
不明ゾウムシ。おそらくクチブトゾウムシ亜科
チャバネセセリ
ダイミョウセセリ
暑いので小一時間が限界ですが、庭と庭先をウロウロして写真リハビリ中です。
秋こそは…!!いっぱい虫撮るんだ…!
治すぞ自律神経失調症!!
疾風怒濤
えーと。
ご無沙汰になりました。すんません。
何をしてたお前。という読者さんもいますかね。
簡潔に言うと
文字が書けなくなっていました。
ひとって、あまりの事があると状況を言語化できなくなる。これはガチでそう。築一報告したかったしブログかきたかったけどあまりにも置かれた状況が怒濤でしてね?
順を追って書きます。
まず2月。
死にかけました。ガチで。
あの、比喩でもなんでもなくガチです。42歳で人生終わるところでした。
ことの始まりは風邪をひいたかな?と地元の個人病院へ行ったことから。喉の痛みがありえないほどで、鼻水もひどい。熱もやや…
というわけで新型コロナとインフルの検査をしたのですが、陰性。お薬もらって帰りました。
…が。
治らないどころかどんどん悪化して呼吸困難に。あ、やべえ喘息併発した。と夜間救急に駆け込んだら諸々の数値を見たDr.が青ざめてあれよあれよと点滴3杯おかわり。ステロイドマックス量入れられました。呼吸困難すぎて意識朦朧。
無理もない、サチュレーション88だもん。
ちなみに新型コロナで搬送される基準がサチュレーション93なのです。
トドメにクソ強い気管支拡張剤点滴されて酸素マスクつけられて、副作用で心拍数急上昇。
このまま入院か、、、となりかけたけど、頭の中をネコチャンたちがちらつき、「嫌です。帰ります。」をうわ言のように繰り返して、翌日必ず来ることを条件に、サチュレーション94まで回復したのを確認して帰宅許可されました。
翌日。
ありとあらゆる検査をしてかかりつけのDr.が怒り狂いました。
レントゲンにくっきり、マイコプラズマが暴れた跡が。
👨⚕「地元の病院の先生は造影しなかったの?」と聞かれ、
とみこ「インフルとコロナの検査だけ…」
👨⚕「ありえない。提携病院だからクレーム入れる。あと君、半年は薬増えるからね。」
とみこ「ひえ…」
👨⚕「救急室からの引き継ぎで色々聞いてるけど、生きるか死ぬかの発作起こしたでしょ、14年前。その時より遥かにひどいと思ってくださいね。本当は入院してほしいんだけど…。」
とみこ「言うこと聞きます。お薬もちゃんとやります。お外にも行きません。私が入院したらネコチャンたちが死んでしまう」
👨⚕「…。わかりました。絶対ですよ。」
というわけで2月は引きこもり。治療に専念…と思っていたら。まだ少し引きずってる3月初頭。
じいちゃん、95歳で逝去。
これはもう精神的にダメージでかかった。
このあたりからもう文章が書けなくなっていました。メンタルやられるし、かわいい甥っ子達もお葬式来てくれたのになぁんにもしてやれない。
初孫でお前が一等かわいいと言われてたのに、ステロイドをMAX投薬しているため葬式も中抜けしなきゃならない悲しさ。
人はいずれ死にます。ましてや95歳なんて、体中衰えていつ心臓が止まってもおかしくなかった。
それでもやっぱり悲しくて悲しくて。
じいちゃん。じいちゃん。ごめんね。
とみこ、なんにも返せてない。沢山愛してくれたのに。人として大事なこと教えてくれたのはじいちゃんなのに。
ストレスは少しずつ私を蝕み、今度は
こんにちわ!俺やで!!
と機能性ディスペプシア再来。
嘔吐、下痢、便秘、食べられない、眠れない、でボロボロに。
さらに悪いことに、下の子(ネコチャン)が謎の血尿出してメンタル振り切れました。もうだめです。
そして5月。
2年ぶりくらいかな?
こんにちわ!今度はワイやで!!
カンジダ…。またお前か!!
しかもパワーアップして難治性でやんの。
膣錠は自分で入れましたがまぁ治らなくて婦人科へ。
婦人科のドクター曰く、お薬手帳を見て
「…今、免疫ズタボロだと思うのね。可哀想だけど多分難治性です。膣錠だけでは治らないでしょうから経口投薬しましょう」
ほんとに治らなかった。3週間位引きずった。
前にカンジダやったときはせいぜい1週間程度だったのに。。。
あの、ほんとね?
悲しいときもちゃんと食べてちゃんと寝ましょう。腸内フローラはあっけなく瓦解するし、免疫もガッタガタになります。
そしてネコチャンは血尿を繰り返す。
先回りして一人で不安になった挙句眠れないの極みになった私は、やっとカンジダが治った6月、
この上半期3回目のいぼ痔に。
ビオフェルミンがお友達になりました。
ネコチャンの血尿は、一回出たらしばらく出ない。出る前は食欲喪失というかんじでした。検査という検査をして採血も異常なし、膀胱も腎臓もきれいなのを確認。かかりつけの獣医師さん曰く、
今年の気候変動についてけてないんじゃないか、と。ましてや下の子は体が他の子よりずっと小さいし、水腎症があるので膀胱が非常にセンシティブ(先程きれいと言った腎臓は動いてる方の腎臓です)。
もう獣医師の先生にすがって聞きました。
「この子、これで死んだりしませんよね?ね?」
獣医師の先生曰く
「とみこさんはとても心配して先回りして調べて、なにか方法がないか活路がないか考える。それは悪いことじゃない。でもね、今はそれがあなたを苦しめてる。忖度も遠慮もなしに言います。こんなことでこの子は死にません。いずれ落ち着きます。大丈夫。僕の見てきた限り、大丈夫です」
その言葉を聞いた瞬間力が抜けてワンワン泣いてしまいました。恥ずかしい…。
先生のお言葉どおり、下の子は元気です。
血尿…というか血色素尿も出なくなりました。
何度採尿しても、細菌もいなければ結晶も出てない。僅かな赤血球しかでないのです。
そして一度出ればしばらく出ない。
おしっこシートが赤く染まるから目で見てうわッて思うかもしれないけど、患畜さんの中にこういう子は多いです。ワンちゃんでもいますよ。と言われてやっと安堵しました。
そんなわけでもうね、もうだめでした色々。
腸内フローラと、免疫。ほんと大事。睡眠大事。
上半期こんな感じだったので下半期はもう落ち着いてくれ…。と切に願っています。
おかげで虫のことはほとんどできてないよ!!!!!!!
駆け足で書いたけどこんな感じでした。
2025年下半期始まってますが、目標はとにかく死なないこと。腸内フローラ立て直して免疫あげていくこと。
あー。
もうこんな怒涛は二度と来ないでくれ…。
飛べないwater striders
water striders、つまりアメンボ。
アメンボは英語でwater striders.水上の大股歩き、またはスケーター、そんな意味合いがある。
半翅目に属し、その多くは飛べる。
私の小さい頃はアメンボなんてちょっと雨が降って水たまりがそこここにできるとやってきたものだ。里山の田んぼにもたくさんいた。ほぼ止水域に近い川にもたくさんいた。
それが今では激減している。
アメンボがスイスイと浮いていられるのは脚先の毛(これがかなり密に生えているのだ)に空気を含み水を弾く。これがあらゆる水面の表面張力の上で沈まずにいられる、というわけ。
水質汚染で姿を消した水生昆虫は数多く、アメンボも例外ではない。
生活排水に含まれる中性洗剤の界面活性剤が水の分子の結びつきを切ってしまい、表面張力が働かなくなり、アメンボも溺れてしまう、ということらしい。
実家の前の道は今でこそ舗装されているが、30ウン年前はひどいガタガタ砂利道で、雨が降ると大きな水たまりができたものだ。
そこにやってくるアメンボを傘をさしながら眺めていた。そう、アメンボは飛べるから。飛んでやってきてくれるから。
アメンボは飛べる。
その常識を覆したのがこの子だった。

シマアメンボ
よく見ていただきたい。
このアメンボ、翅がない。
少し流れのある用水路でガサガサをしたときだった。見慣れない虫が網に入っていて、持ち帰ったのがこれ。
よくよく調べたらたまーに翅を持つものがいるらしい。でも9割型は翅がないのだ。
そしてFacebookの有識者によると、この子らは流れのあるところで生活するのが基本らしい。なので泣く泣く元の用水路に返してきた。
ビオトープは完全なる止水だからね…。写真だけ撮らせてね…。
眺めれば眺めるほど不思議な形…ん?
どっかでなにかで、見たなこれ…?
アッ!!
コレや!!!!!!


(丸山先生のサイン本ということをしっかりアピる女)
これの136ページに載っていた。
興味深いことが書いてあった。
以下引用。
─普通種ではあるが、拡大してみると思わぬ発見があった。 跗節の先端に虹色の鱗毛が規則正しく並んでいたのである。多くのアメンボでは毛が密に生えているだけであるが、本種はその点でとても変わっている。ただ、これにどんな機能があるのかは不明である。
(神秘の昆虫箱より)
ロマンじゃん…!!
絶対に何かしらの理由で規則正しい鱗毛があるわけでしょ!?ロマンじゃん!!
生きてるうちにその謎を解き明かしてほしい。
このシマアメンボを逃した用水路にはまた様子見に行ってみます。