とみこのTwitterとFacebookのフォロワーさんにその道では知らない人はいないトンボ屋さんがいます。
尾園 暁さん。なにかとムシのことを教えてくださるカメラマンさん。とてもいい方であの海野先生のお弟子さんです。トンボ屋と言いましたがムシのことならどんとこい。写真テクもしびれてしまいます。一言で言えば写真も虫もすごい人。なのに気さくで超いい人。
そんな尾園さんのTwitterを見てるとトライしたくなることがあるんですよね…。
それは、
「トンボの産卵を撮ること」
尾園さん、魔法のように産卵を撮るんですもの。
トンボがまるで、「尾園さんの前で産むぞ！」って言ってるみたいな。で、今日は比較的涼しいから意気込んで、里山に行ってみたわけです。
案の定、里山にはカップルのトンボたちがたくさん。お、あそこ産卵してる！！早速カメラを構えて腹ばいになります…
？？？
ウワー！！産卵したい♀に♂が強引によってくる！！
あまつさえオス同士の喧嘩にメスを巻き込む！！
たまらずメスは逃げる！
仕方ないから場所を変える！
また同じことが起こる！！
小一時間粘って蚊に刺されて、
なんの成果も得られませんでした！！！！！！
ウワーン！！
落ち着いて産ませてやれよ！！
(とみこや…とみこや…)
え！？
は！貴方は！尾園神様！！
で、でも…難しくて…やっぱ私なんかには…
うう…私にできますかね…
ウワーンまた挑みますぅぅぅ( ꒦ິ꒳꒦ີ )
というわけで今回のトンボの産卵撮影は失敗に終わりましたが、失敗は成功の母！がんばるぞ！！
(尾園さんありがとうございました…あと、先に土下座しておきます)
トンボは次回またじっくり狙ってやる…と闘志を燃やし、色々里山を見て回りました。
まだまだ元気なシオヤアブ
あらら、ダニくっついてら。
フィールドのアサシンも正面顔はなかなか可愛い。
おそらくバラハキリバチ
ハキリバチはお腹にたくさんの花粉をつけて巣に持ち帰ります。園芸家からは嫌われがちだけどこの複眼！かわいいなぁ〜。よくコスモスに来てるのを見ます。(写真も例に漏れずキバナコスモス)
ヒメスズメバチ
ヤブガラシを調べていたら耳元を掠めてびびったけど、シャッターチャンスに変えました。
ヒメスズメバチはスズメバチの中でも攻撃性が低いですが、それでもむやみにいじめたりすれば刺してきます。適切な距離を取ってくださいね。
ツマコさん。里山にもスミレ科の植物は豊富にあるので産卵に来たかな？
アカボシゴマダラ
アカんあの子。蝶に罪はないのですがね…。
そして、面白いものを見つけました。
「ﾎﾞｸﾊｺﾞﾐﾃﾞｽ…ﾀﾀﾞﾉｺﾞﾐﾀﾞﾖ…」
( ･ὢ･ )
ゴミは動かないししゃべらないんだよなぁ…
オラッ
ほら！脚がある！
エノコログサで周りのゴミをはたいてみましょう。
クサカゲロウの幼体
ほらね、出てきた。
「ﾐｸﾞﾙﾐﾊｶﾞﾚﾀ…」
クサカゲロウの幼体の中にはこうしてゴミを背負って暮らすものがいます。天敵から身を守っているのですね。
トンボの産卵は惨敗に終わりましたが、めげませんよ！いつかすごい瞬間撮るんだ！！！
最後に…
尾園さん、本当に申し訳ありませんでしたアアアアアァァァァァ(スライディング土下座)
