とみこの6426(新)

虫と撮影のよしなしごと。 楽天ブログから引っ越してきました。楽天ブログは残してあるので一番最初の記事、「お引っ越しをば」から飛べます。

未だがんばる

クヌギシギゾウムシ、6/12に羽化したもの。

なんとまだ生存しています。

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\コンニチワ/

タムキューのレンズキャップに載せたらウロウロするくらい元気。

やや、鱗片は禿げてきたもののまだ元気にウロウロしたり、クヌギの葉や昆虫ゼリー食べたりしてます。

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羽化したてがこれなんで、やはり禿げてきちゃってますね。それでも元気。

オスは早々に1ヶ月位で亡くなりましたがメスはまる二ヶ月、がんばってますねー。

オスは羽化後2週間位で毎日メスに交尾をせがんでいたので早くに死んでしまったのかな…。

 

で、です。

おそらくこの子のお腹にはまだ卵があるのですよ。しかしながらまだ里山にはいい実を実らせたクヌギがない!公園にもない!ぐぬぬ…。

うまいこといい実を実らせた枝を持ち帰れたら、累代飼育できそうなんですけどね…。

実になりかけの殻斗(いわゆるどんぐりの帽子の部分です)は見つけるんですけど、穿孔して諦めて…みたいな感じになっちゃう。

やはり夏前にカーっと一度暑くなったタイミングで羽化したから早かったのかな。なんとか産卵させてやりたいのですが…。

 

今日もいい実がついてないか、新しい葉を仕入れがてら見に行きました。すると時折クヌギの木陰で仲良くお昼寝してるご夫婦に声をかけられて(お邪魔してすみません)、じつはムシの飼育でクヌギが必要なんですよ〜、みたいなお話をしてきました。剪定ばさみを持った不審者だと思われないように虫屋名刺もお渡ししてきました。

 

よく考えたら怖いよな。おもむろにバッグから剪定ばさみを取り出してちょきちょきしてんの…。

 

それよりも、木陰の涼しいところで仲良くお昼寝なんていいなぁ。素敵。夏バテしてる私には羨ましいです。真夏のフィールド(孤独)で木陰に入るとスーッと気持ちいいのを思い出しました。孤独だけどね。オットの人はムシ嫌いなので…。

 

でも庭ではカネタタキやクツワムシ、クダマキモドキなどが鳴き始め、少しずつ少しずつ秋が近づいてます。

クヌギももう少しかな。それまで生きておくれよ!