昨日の昼過ぎのこと。
お庭に水撒きしていたら、
あら、あらあらあら!!
ハラビロカマキリの交尾
もうそんな季節かぁ〜。メスの方はしょっちゅう見てました。オミナエシに陣取って、色々捕食していたので…
ムシャア…
自然の摂理。
ちなみに交尾器の写真も撮りました。
ねじこまれてる。
カマキリ目とか直翅目って、割とこうねじ込むようにして交尾してますよね…。腹部が長いからなんでしょうか…。
で、夜22時ごろ。
どうなったか見に行ったら、
まだくっついてる。
昆虫の交尾は長い。
翌朝様子見れたらいいなーなんて思って、昨日は就寝。
で、先程。
オミナエシを見に行きましたらば、
ハラビロカマキリオス
あれ?メスは?
ていうか捕食されなかったんだね。
世の中に流布してる話としてカマキリは交尾後、メスがオスを捕食してしまうという話がありますが、その限りではなくうまく逃げおおせるオスも多いそうです。
飼育下ではメスを満腹にさせてから交尾に持ち込むと高確率で食われずに済むとか。
ですが、オスの役割は精包をメスに渡した時点で終わります。もうこのオスの命もそんなにながくないんじゃないかな。
あと、捕食されながら交尾をした場合メスの産む卵は捕食しなかった場合より大きくなるそうです。オスは捕食されることで交尾の勢いを増すとか。
ふーむ。よくできてるというかなんというか…。
命がけで繁殖してより多く子孫を残すんだな…。
さて、メスはどこいったろうな、と小さな庭を探したらいました。
ハラビロカマキリメス
お腹、膨らんでますね。ちょっと撮らせてもらいましょう。
交尾後のハラビロカマキリメスの腹部
オスから受け取った精包でパンパンです。
さて、どこに産卵するのかな…。
ビロ子さんの近くでは曼珠沙華が紅白咲きそろっておりました。
まだ暑いけど、秋ですね。