市の中央の公園に行きました。
ここはクヌギやサクラが多いので虫も多く、夏はよく訪れます。
たまーに人工池にアオサギや運がいいとカワセミが訪れるのですが、今日はそれはおらず。
代わりにあちこちから、ギィ、ギイイとコゲラの声が。
よっし、コゲラ祭りだー!
3枚目の後頭部に赤い羽がちらりと。以前ブログに書きました(教えてもらわなきゃわからないことってたくさんある - とみこの6426(新))が男の子ですね。
天気が良くて空気が済んでて、青空の中気持ちよさそうにしてました。
あっちをコンコン、こっちをコツコツ。
なかなかに忙しない鳥です。
お?
この子、カマキリの卵嚢食べてますね。
というかカマキリもよくこんな高いとこで産卵したなぁ。しかし鳥にとってはごちそうです。さよならカマキリベイビー…。形状から見てハラビロカマキリのものでしょうか。
さて、今日は実はキジのメスを見つけたのです。が、通りかかった犬が吠え立てて逃げてしまいました。
私の母方のじいちゃんは鬼籍に入って久しいのですが、戦時中は義勇軍として満州におりました。
そこで食料確保のために鳥などを捕らえるのですが、一番良く捕まえたのがキジとのこと。
〜回想〜
若い頃のとみこ「じいちゃん、戦争のとき一番うまかったものって何?」
生前のじいちゃん「キジ鍋だな。キジはな、長くは飛べねぇ。ちょっとしか飛ばねんだ。だから地上からずっとずっと追いかける。するとな、キジは疲れて地面に降りる。でも尻尾を隠さねえ。だからそれをむんずと捕まえるんだ。鉄砲?使わねえよ。貴重な弾を無駄にするなって顔の形変わるほど殴られるからな。」
(実際、頭隠して尻隠さずという諺はキジのこのような習性が由来だと言われています。)
キジは長くは飛べない。それを思い出してあたりを探したけど…いなーい!!
…思い返してみればじいちゃんは大病するまでは体力おばけでした。義勇軍入隊時も、懸垂のテストをみんなが終わるまで鍛錬になるからとひとりずっとぶっ通しでやるくらいだったそうです。(これは未だに武勇伝として母方の実家で語られています。)
長くは飛べないって…100m200mの話じゃないよねきっと。数キロの話だよね…。
そんなじいちゃんも一昨年13回忌を迎えました。
60代後半に大病してからは見る見る衰えてしまったけど、それでも集落一周の散歩(5kmはあります)を欠かさなかったひとでした。
そんな人のちょっとはあてにならないなぁ、なんて苦笑するとみこなのでした。