今日は午前中に郵便局へ。
あるきで10分位なので、行く道すがら何かいないかな、とカメラを持ってGo!
おや…?エノキの様子が…
アカボシゴマダラ(幼虫)
いましたね。アカゴマことアカボシゴマダラの越冬明け幼虫。この子は同じエノキを食べるオオムラサキやゴマダラチョウなどよりも早くに木に戻ります。
ですが。
日本のアカボシゴマダラは奄美の固有種(H. a. shirakii Shirozu)以外は
として飼育はもちろん、運搬、放蝶が法律で禁止されています。
関東で多く見るこのアカゴマは大陸型の亜種で1995年、埼玉県の秋ヶ瀬公園にて突如として確認されて以来分布を急速に広めています。大陸型のアカゴマは日本固有種と異なり、関東の気候にうまく適応して爆発的に増えてしまいました。
蝶マニアによるゲリラ的放蝶であったようです。
が。
この子らは悪くはないのです。
悪いのは自己満足で外来種を野に放ってしまった人間。
よく見るとお顔もかわいいし、ここにいる子達は人間のエゴに付き合わされてるんだよな…という思いがこみ上げてきます。
ミシシッピアカミミガメ然り、アライグマ然り、何度同じことを繰り返すんでしょう。生き物に外来種、なんて悲しいレッテルが貼られることはもう終わりにしませんか?と言いたいです。