みなさんこんばんは。
庭に冬の間閉じていたトウキョウヒメハンミョウの巣穴が開き、ツマグロヒョウモンのために植えたすみれが咲き誇る時期となりましたがいかがお過ごしですか?ここのところ虫ブログというより随筆っぽさ出てて俺はもののあはれより虫の話をしたいんだよ!!!!!という気持ちで書いた挨拶文です。マグカップですね。(取ってつけたような発言を我が家ではマグカップと言います。取ってつけたような…取っ手つけたような…☕)
今年はですねー…。
寒暖差もあるし、なんていうか読めない春なんですよね。で、去年より早く見つけてしまいました。
大好きなハチのひとつ、ヒゲナガハナバチです!
ヒゲナガハナバチ(おそらくシロスジヒゲナガハナバチ)
例年は近所の草っぱらにシロツメクサやヒメジョオン、ハルジオンがたくさん咲いてからチラホラでてくるのですが、今年はまだシロツメクサもまばらな状態で出てきて、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)に訪れていました。
かわいいなあ…。推し、と言える愛らしいハチ。
長い触角、邪魔にならないのだろうかとか思うのですがスイッスイッと花から花へ、花粉を集めに飛び交います。
さて、ハナバチと言えばですが…
今年撮りたいのはツチハンミョウの幼虫がしがみついてる姿。
ツチハンミョウの幼虫は孵化したら花によじ登り、訪花中のハナバチにしがみつき巣穴まで連れて行ってもらい、そこで成長します。が、運悪くハナバチ以外の虫にしがみついてしまうとアウトです。死ぬしかない。バクチなわけです。なのでツチハンミョウは一度に数千個卵を産みます。数撃ちゃ当たる作戦なわけです。
ツチハンミョウといえば過変態(完全変態よりも多くの段階を踏んで成虫になる)の代表的な昆虫だし戦国時代その毒性を忍者が利用していたというアツい虫なのですがちょっとその話をすると今夜は眠れそうにないのでやめておきます。まだ写真も撮れてないし…。
過変態するツチハンミョウの話ができるよう、ハナバチにしがみつくツチハンミョウ幼虫が撮れるといいんですけどね。のるかそるか。
のってくれ。