とみこの6426(新)

虫と撮影のよしなしごと。 楽天ブログから引っ越してきました。楽天ブログは残してあるので一番最初の記事、「お引っ越しをば」から飛べます。

目に見えない病とショック

つい昨日、終齢を迎えたウスタビガ5号でしたが…

 

昨日の昼まではよく葉を食べておりましたが、昼過ぎあたりから枝に捕まるのもしんどそうにしており、💩(すごいでかい)をするのに10分もかけ、身体はふやふや。

これはおかしいぞ、と水挿ししてる枝から5号ちゃんの乗っていた葉を下ろしました。

 

その時の様子

↓↓↓

 

最初は食草に産卵するタイプの寄生バエか寄生ハチのしわざかと思いましたが、どうも違う。

お尻をひくひくさせて、とにかく身体がぶゆぶゆなんです。

 

諸先輩方に聞いてわかりました。

お蚕さんなどにも出る、「軟化病」というウイルス性の病気で、これは治らないとのこと。原因は主に加湿度で起こるそうです。

風通しよくしてたつもりだし、食草も洗ったらキチペで水分取り除いてたつもりでした。

 

でも、つもりだったんですね…甘かった。

せっかく5齢になれたのに。

ごめんね、ごめんねしか言えなくて、6号ちゃんのケージと離して、昨日は泣きに泣きました。

たかだか虫1匹…そう思われるかもしれませんが、諸先輩方にたくさんのアドバイスを頂いて、毎日💩掃除すら楽しくて、脱皮するごとに喜んでいて…なのに…。

 

6号ちゃんは今、5齢になるための眠に入りました。罹患してないことを祈るばかりです。

 

虫1匹育てられない虫屋なんて…。

 

 

でも、ここで不貞腐れてたら5号ちゃんの命はただ無駄になってしまいます。知識として糧にしていかなきゃ。

ホントに悔しくて情けなくてつらくて、1ヶ月あまりの飼育の記憶が蘇っては涙が出るけど、今はまだ元気な6号ちゃんをなんとかまもりきらなくちゃ。

 

険しい虫の道を突き進んでいくからには、止まってはいられないのです。