今年ももうわずか。里山の虫を撮り歩いているからには、きちんと季節の虫は撮りたい！と思っていてもなかなかうまくはいかないもので。
長雨やら体調不良やら、または食草が狩られてしまったので今年撮り逃してしまったものたち。
ナシアシブトハバチ
ハバチの仲間で、毎年桜に産卵していくのですが何故か今年は1匹も見なかった…なんでだろう？？毎年絶えず来ていたのになぁ。来年は、来年こそは戻ってきておくれよ！
キアシドクガ
梅雨時期の長雨とぎっくりなどでこれもまた観測できませんでした。昨年はミズキの周りをチラチラ乱舞していたのになぁ。ちなみにドクガ科ですが無毒です。
ゴイシシジミ
こちらもまた梅雨時の長雨と体調不良でグズグズしていたのと、発生源の竹やぶが一部伐採されたため会えなかった子。天気のいい日に日光浴に出てきたところを撮りたかったなぁ。キアシドクガとゴイシシジミは環境より私の梅雨時期の怠慢が問題かも。（´ω｀）ﾄﾎﾎ…
オオイシアブ
ムシヒキアブの中で、一番もふもふしてる子。オオイシアブ、アオメアブ、シオヤアブとでたら初夏の始まりだなぁ、なんて思ってたけど、今年はオオイシアブだけ撮れなかった…。悔しい。
オビガ
オビガ幼虫
去年散々遊んでもらった無毒毛虫オビガ。家の前に果樹畑があり、その先にオビガの食草スイカズラがほどよく繁茂したヤブがあったのですが、無情にも刈り取られ…ヤブはヤブニッケイやエノキ、あとは杉などにアケビやスイカズラがほどよく絡まって、いい虫スポットだったのですが杉の一部が電線に触れそうで伐採されてしまいました。そのときにごっそりスイカズラも…。今年もオビガのおケムと遊びたかったなぁ。スイカズラはだいぶ復活してきたので来年こそは会えますように。
里山も一部開発が進み、もう会えなかったらどうしよう…と思う虫は割といます。うまく共栄共存できたらな。
