ただ今帰りました!厳密には昨日なんですけど…。
うん、開腹よりはましですが痛かった。けど、無事に腹腔鏡にての子宮及び両卵管の摘出手術、済ませて帰宅しました!
時系列で書こうと思います。
入院前3日ほど…
なにをしててもね、ハラハラドキドキしてました。加えて安静にしてなきゃならず、こういうときは庭のものを撮ろうね…と静かに庭を撮影していました。
向日葵にハラビロカマキリ幼体
今年も庭で繁殖したトウキョウヒメハンミョウ
入院一日前に咲いてくれたエキナセア
ビオトープを卒業したちみっこアマガエル
お庭はすっかりと初夏の陽気。
小さな生き物たちに癒やされながらなんとか感とか乗り越えて迎えた入院当日。6/23。
バーコードがつきました
世代なんですみません
翌日に手術なので、下剤をこれでもかと飲まされた結果、上から下から大変なことに。いや、下剤飲ませたんならごはんいらないからオボロロロロ
でフラッフラで手術に挑みました。何もかもスッカラカンの身体で、です。先生はあらー、デトックスと思って!ね☆(ゝω・)vキャピ
ね☆(ゝω・)vキャピ じゃねーわ。根こそぎ体力奪われたわ。
で、麻酔が入ってすぐにオチたので記憶はなし。
「とみこさーん、起きてー。おわったのよー。」
補佐の女医さんの声がして起きましたが、私、麻酔の醒めが悪いんですよ。そりゃあもう。
「…誰…?なに…?エッお腹痛い…あっ美人さんですねぇ…」
笑われました。
病室に戻ってからもしばらく醒めず。ようやく醒めたのは手術終了から2時間経ってからでした。
XやFacebook、LINEなどで目覚めたよーと報k...いだだだだ!!!!!腹痛え!!!!痛えよ!!!!
ナースコールポチ。
👩⚕️「あーとみこさん意識はっきりしたねー。お腹痛い?痛み止め点滴入れてるけどロキソニン飲もうねー。起き上がれる?ていうか明日から歩くし、起きてみよっか!」
え…?この痛みで起きろと…?
生まれたての子鹿のようにプルプルしながら柵につかまり、やっと起き上がりました。ロキソニンごくり。
👩⚕️「はーいじゃあ今度は寝ててねー今日の間は安静でいいよ、尿カテ入ってるしねー」
寝…?まって無理寝るのも痛い…
生まれたての子鹿再来。
ひーん、こんなん無理ぃ…とメソメソしながらその日は寝てしまいました。
翌25日朝。
👩⚕️「とみこさん、おなら出た?」と。
腹に力はいらないのにでないよう…と伝えたら
「あー、じゃあご飯おあずけだぁ。ガスが出たのが腸が動き再開したサインだからねー可哀想だけど出るまで食べられないからどんどん歩いてどんどん出さないとね!!」
…。
ものすごい意地で立ったとみこの図
これが地獄の始まりになるとは思いもせず…。
屁が出ない。
すごい意地で汗だくになって5000歩歩いて、お水をたくさん飲んでも
屁が出ない。
聴診。
👩⚕️「お腹動いてるねぇ…ガスまであと一歩かな!」
その夜とみこは声を殺して泣いた。
無常なり無常なり。昨日の朝から何も食べてない。すごい頑張って歩いたのに。泣き疲れて寝た。
翌、26日早朝。
お腹のポコポコ言う音で目が覚めた。
(お…?この直腸まで何か降りてる気配…もしかして…)
プゥ
でたー!!!!おなら出たー!!!!
ナースコールポチィ!!!
👩⚕️「はーい、、、あらどうしたのダブルピースして…」
とみこ「おなら出ました!!ご飯食べられますよね!?ね!?」
👩⚕️「あーおめでとう!そうね、昼からね!」
朝からじゃねえのかよ。
26日昼。
重湯とスープとジュースと牛乳とプリン
わぁ☆ぜーんぶほぼ汁!!
でも、食べられないよりは遥かにマシ。
いただきます!!
重湯の仄かな甘みとスープの仄かなしょっぱさ、牛乳おいしい!ジュースおいしい!プリンめちゃうまい!!!!!!!
ああ、ガス出てよかった…!あれからところ構わずプリプリ出よる…。
そして夜。
三分がゆとオカズぅ!!
うめえなぁうめえなぁ…涙が出そう…。
しかし更なる試練が待ち受けておりました。
👩⚕️「とみこさーん、💩出た?」
はい?
👩⚕️「マグミットとセンノシドのんでもらったよね、理屈上では💩でるはずなんだー」
いやいやいや。
まだ💩になりませんて👩⚕️「なるよ」
…。
👩⚕️「可哀想だけど💩でないと退院できないのね」
えっ聞いてないが??
👩⚕️「頑張って!!」
もはや半泣きで病棟内をぐるぐる歩く女。
そして夜。
(繊維質、足りてないよな…)
ゴソゴソ…
テテーン!!クリー○玄米ブラン〜!!
ご飯以外だめ言われたけどオカズ固形やしええやろ、こっそりデイルームでモグ…
👩⚕️「とみこさん?」
( ꒪⌓꒪)
👩⚕️「没収ね」
ひどい…ひどすぎる…3口しか食べてない…
ですが奴は翌朝やってきました。
27日早朝。
💩!!ちょぴっとだけど!!
絶対にあのク○ーム玄米ブランの3口が効いたと思う。食物繊維バンザイ。
👩⚕️👨⚕️「とみこさん予定通り帰れますね」「そうだね」
グッ(ガッツポーズ)
そして最終診察を終え、帰れるお祝いにちゃんと許可を取ってから差し入れのプリンを食らい、就寝。この頃にはもうベッドからスムーズに起き上がれるようになってました。
痛みより食い気。
たくさんの人に心配や激励をいただき、無事回復したとみこは28日朝、退院しました。
子宮の全摘で身体には5ヶ所の穴が開きました。ちょっと癒着してたみたいで、本来は4ヶ所の予定だったんですけどね。
あと、悪者みたいに書いたけど看護師さんも執刀医も補助の女医さんも本当に良くしてくれました。
リネンの人やお食事の人とか、ほんとみんなありがとうなんやで…。
で、帰ってきて診察券返してもらってないのに気づきました。バカー!!!
でも…
ああ、チャンネコチャンネコ、会いたかった。
チャンネコたちをぎゅっと抱きしめたら辛さはどこかに吹き飛びました。会いたかったよ。
さて、退院後は1ヶ月は重たいものを持ったりてきません。車の運転もだめ。というわけでお庭で細々と虫を撮るしか…撮るしか…
飼育中の子、羽化してんじゃん…
ハイイロチョッキリ
昨年はクヌギシギゾウムシしか集めてないので2年かけて羽化したってことになりますね、ハイイロチョッキリ。
クヌギシギゾウムシに比べると毛深い。そして触角の位置が違う。そして、口吻の先は枝を切り落とすための作りになっています。
ちなみにクヌギシギゾウムシはこちら
ハイイロチョッキリのためには枝付きのどんぐりを集めてこないとだけど、まだ実ってない気が…。
ゆっくり散歩がてら見つけてみましょうかね。
話が前後しましたが、
この世はとかく生きにくく、子宮に難を抱えながらも何もしてない女性は多いのです。ほんと。まじで。
重たい生理=我慢が美徳の時代は終わりました。
おかしいな?と思ったら些細なことでも婦人科へ。パートナーのいる男性はよく見てあげててほしい。
ティーンでもピル飲んでいいんだよ。辛すぎたら止めていいんだよ、生理。
ね。
身体労っていきましょ。
というわけで、とみこ、ゆるーくシャバに戻りましたので少しずつ少しずつ適応して行こうかなと思います。
最後に。
心配してくれたすべてのひとに𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬……