義母が意識不明です。
いきなり何よ?と思われたかと思いますが端的に言うと今、そのことで少しバタついていてフィールドに出られそうにないので更新が滞るかと思います。
1から説明すると長いのですけれども、
義母さん、糖尿病で透析を週に三度しています。
今までも透析が終わると気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりしていたそうなのですが、
昨日、意識が戻らなくなりました。
年齢も年齢なのでまず疑われたのは脳梗塞や脳出血で大急ぎでそのままMRIとなりましたが、脳内の異常はなし。
じゃあなにがいけないんだ、と採血やいろんな検査をしてわかったのが、
「不均衡症候群」
というものでした。
これは透析しはじめの人がよく起こるらしいのですが、ものすごく簡単に噛み砕いて言うと、透析で体の血液の老廃物を取り除いても脳の老廃物はそうそうは取り除けず、体内の浸透圧バランスががおかしくなる、というものです。
そこに、更に運の悪いことに義母さんはナトリウムとアルブミン値がどん底の悪さでした。
そうなると電解質のバランスが崩れて、血管の浸透圧がおかしくなり体や頭がむくみます。
つまり、義母さんは今脳圧が上がってしまい、意識が戻らないということです。
意識を回復させるためにはアルブミンを点滴して浸透圧調整をしなければならないのですが、アルブミンは血液製剤なので、輸血と同じ扱いになります。家族の同意が必要なのです。
で、昨日義父さんと仕事を切り上げて駆けつけたオットとで同意書にサインをするのを見届けました。
私は幸いにも(…幸いではないな)40年の人生の中で一般の人の5倍くらい採血してるのと、ネコチャンの採血の数値欄にもアルブミンがあるのでアルブミンというものがどういうものか分かっていたのですが、普段冷静な義父さんが取り乱していて先生の説明をうまく聞けていなかったので、お義父さん、お義母さんの体に足りないものを補って、そうなると脳圧が下がって意識が戻る可能性があるって先生が仰ってます。でもそれは血液製剤なのでお義父さんたちのサインが必要なんですよ、と説明してようやく義父さんも少し冷静になれて無事にサインをすることができました。
その時書いたメモです。
幸いにも(これは本当に幸いにも)義姉が看護師なのでこのメモを義父、義兄、義姉、義妹、オット全てに送っておきました。
そして看護師の義姉が丁寧に説明をしてくれてようやく少し落ち着いた、というところです。
義両親ね、すごいおしどり夫婦なんですよ。
義父さんは常に穏やかで冷静な人なのに、あんなに取り乱したのを見たのは13年の結婚生活の中で初めてのことでした。
オットもしょんぼりしています。
でも。
お義母さん、きっと帰ってくるから。
義姉さんも納得の処置だって言ってたし。
そう言って励ましてます。
そんなわけで更新がかなり滞るか、しばらく写真なしの随筆になるかと思いますが何卒ご容赦ください。