昨日は風がビュンビュンの成田近郊でした。春一番ってやつです。
この地域に住む人間には春先耐えなければならないやちぼこり(八埃)という自然現象があります。
とみこのお家は千葉県産落花生のメッカ、八街市(やちまたし)にほど近いところにあります。
春一番が吹く頃、落花生畑は農閑期。
外はまだ乾燥してます。
そうなると、強風で巻き上げられた落花生畑の土埃…いや、あれは砂埃ですね、まあそれが一面に黄砂のように…。
本当にひどいときは八街市の主要道路の視界がほぼゼロになることもあるやちぼこり。
昨日はそのやちぼこりがひどく、ひきこもっておりました。
しかしながら八街市の土は落花生作りには最適。だから八街産の落花生はうまいのです。
少し高くても買ってくれたら嬉しいな♡
やちぼこりに耐えてる甲斐があるってもんです。
閑話休題。
というか今日のメインのお話。
梅に鶯、牡丹に唐獅子、竹に虎、柳に燕…。
これらはみんな取り合わせの良いものとして例に挙げられるものたちですが、ちょっと疑問に思ったことありませんか?
梅の咲く時期に、鶯鳴かなくね?
そうなんです。
梅の樹に訪れることはあってもまだ鳴く時期ではないし、なにより鶯、そんなに梅の花粉を好みません。
じゃあ何なの?
多分正解はこれ。
バーダーさんの中で俗に「ウメジロー」とよばれるこの取り合わせ。
でもこれ諸説ありまして、単に昔の人が勘違いした、とかではなさそうなんです。
昔々高校生の頃、ちょっとだけ古文の成績の良かったとみこちゃん。
梅に鶯、牡丹に唐獅子、竹に虎、柳に燕、その他にも松に鶴、なんてのがありますがこれらのルーツ、実は古代中国において
絵にしてとても相性のいいもの
だと古典の先生に習いました。
多少のピークの時期はずれますが、梅も鶯も春を告げるもの。取り合わせて絵にしてみるとしっくりとくるものとして、昔から題材にされてきたのです。
実際、松に鶴なんてシーンはほぼほぼありえません。
鶴は湿地がお好きでして、松の木に止まるなんてことはほぼないからです。
でも不思議と相性がいい。絵になる。
そうしたことから焼き物の絵付けや掛け軸なんかに多く使われてきたんですね。
(※ちなみに花札にも梅に鶯、松に鶴は使われています。お家にある人は確かめてみてね)
実際にそんなシーンを目にすることはなくても風流である、絵になる、そう想像力を働かせた昔の人の感性はいいな…と、そんなふうにおもうわけです。
その他今日の撮れ高をざっくりと。
見返りヒヨドリ
さて、帰り道。
お昼に何食べよーと思ってコンビニによりました。パンでも買うかなぁと思って。
…うん。美味しかったです。
すーぐ影響される。
まますぐ影響されますにぇ…。
( ◜◡◝ )ほんとにね…。
※アカハラと掲載したもの、亜種オオアカハラでした。お詫びして訂正します。