昨日のブログ(根木名川の河川敷沿いに - とみこの6426(新))の最後にこんな写真を貼ったと思います。
卵付きのウスタビガの空繭
どーしても諦めきれないとみこは、装備を固めて再び根木名川へ。そう、採りに行きました。
初期装備:高枝切りばさみと捕虫網
これで枝を切って、網で受け止めるぜ!!
いざ!!
…
……
………
届かねえよ…。
_(-ω-` _)⌒)_
身長161cmの私では届かず。なんとか捕虫網はギリギリかすめますが高枝切りばさみがまず届かない。
ウスタビガ、というかヤママユ全般、繭はしっかりと糸で枝に固定されています。ワイルドシルク強え。
どうしたものかと逡巡していると、ウォーキングのご婦人が通りかかりました。
ご婦人「何してるの?」
とみこ「えーとかくかくしかじかで…あそこにある繭が欲しくて…」
ご婦人は興味を持ってお話を聞いてくださいました。そればかりか、「手伝うわ!」と長い枝を持ってきてくれたり…。
なんて優しいの…。
虫屋なんてもう、キモいとかすっごい言われるんですよ。かなしいんですよ。
それを…。
15分ほどあれこれ知恵を出したりトライしたりしてみましたがやはり無理。なので、虫屋名刺をお渡ししてお礼を言ってお別れしました。
ご婦人、見てらっしゃいますか?
その後のことを報告します。
助っ人と脚立
はい、オットです。文句言いながらも手伝ってくれました。
そして…。
ウスタビガの卵付き空繭採れました!
よく見ると枝にも卵!!
あとはfacebookでその道のプロに飼育のコツを聞いて…今年こそまたウスタビガに相見えるぞ!!!!
ウォーキングのご婦人、ご恩は決して忘れません。
お気持ちが本当に嬉しかったし、人の優しさに触れて、私もこういうときに助けてあげられる人になろうって思いました。本当に本当にありがとうございました!!
やれやれ…と撤収するオット
…。
で、これはおまけの話なんですけども。
捕虫網が死にました。
オナモミ…と思ったけどこれ、外来種のオオオナモミですね…。剥がしてたら網破れました。
私の網…。
急遽間に合わせを購入。
おなまえシールが泣けます。
でもまぁ、あとはあの卵たちが無事に孵化するのを祈るのみ。
ウスタビガ
ちなみにウスタビガとはこのようなヤママユガの仲間です。ご婦人、見てますか?こんなに美しいんです。在庫写真ですが…。
世の中捨てたもんじゃない。
今年はウスタビガ飼育、頑張るぞー!٩(*'ω'*)و