里山のフィールドにでました。
もう幼虫や蛹で越冬する子たちはボロが多い。
もう翅も切れて色褪せています。よくがんばったね。
この子もだいぶ擦れてる。でも今日の昼間くらい温かいと(17℃)、蜜源を探して飛んでいます。
夏型のメスかな…よくここまで頑張りました。破れかぶれだね。
私が虫を好きなのは、みんなどんなに擦れてもボロボロになっても諦めないで、命尽きるその瞬間まで生きてるから。
翅が破れても、脚がとれても、触角がなくなっても諦めないで生きてるところ。
死にたがるのは人間だけ、って誰かが言ってたな。
里山はいつでも優しくていつでも厳しい。
穏やかな時間の中で命のやりとりや循環がおきている。
私はそんな姿を撮り続けたいんです。
君たちが命尽きても命の記録はこうして残してるからね。また巡り会いましょう。