とみこの6426(新)

虫と撮影のよしなしごと。 楽天ブログから引っ越してきました。楽天ブログは残してあるので一番最初の記事、「お引っ越しをば」から飛べます。

また次の春まで

里山のフィールドにでました。

もう幼虫や蛹で越冬する子たちはボロが多い。

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ツマグロヒョウモン

もう翅も切れて色褪せています。よくがんばったね。

 

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モンキチョウ

この子もだいぶ擦れてる。でも今日の昼間くらい温かいと(17℃)、蜜源を探して飛んでいます。

 

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ヤマトシジミ

夏型のメスかな…よくここまで頑張りました。破れかぶれだね。

 

 

私が虫を好きなのは、みんなどんなに擦れてもボロボロになっても諦めないで、命尽きるその瞬間まで生きてるから。

翅が破れても、脚がとれても、触角がなくなっても諦めないで生きてるところ。

 

死にたがるのは人間だけ、って誰かが言ってたな。

里山はいつでも優しくていつでも厳しい。

穏やかな時間の中で命のやりとりや循環がおきている。

私はそんな姿を撮り続けたいんです。

 

君たちが命尽きても命の記録はこうして残してるからね。また巡り会いましょう。