とみこの6426(新)

虫と撮影のよしなしごと。 楽天ブログから引っ越してきました。楽天ブログは残してあるので一番最初の記事、「お引っ越しをば」から飛べます。

ごまだんごちゃんとプレコ放流問題

我が家にはペットが4匹。

3匹はネコチャン。

1匹はセルフィンプレコのごまだんごちゃん。ナマズの仲間です。

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セルフィンプレコ

水換えをしたのでスマホで写真を撮りました。

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分布は主に南米。食性はフードもありますが、主に苔なので、水槽に発生する苔を食べてくれるタンクメイトとして飼育されることが多いです。この口でこそぎとるように苔や流木をかじります。そしてでかくなるのです。最大で50cmほどに。

故に困った問題が起きています。

 

 

それは、「放流問題」。

沖縄のような温暖なところでは飼いきれなくなり放流されたプレコが繁殖して、在来種の餌となるものを食い尽くしてしまいます。いわゆる外来種問題なのです…。

多摩川でも繁殖が確認されているとか。

1度飼ったら絶対に捨ててはいけないのは、犬や猫だけではないんです。。。

 

アクアリウム専門店などでは、「大きくなります」ときちんと説明がありますが、ホームセンターなどでは3cm程度のちいさな可愛らしいプレコが「コケ取りのタンクメイトに!」とだけ称して売られているので、何も知らずに買った人が1年後2年後に焦る、というわけで…。

 

 

今ではプレコを引き取る専門の業者までできる始末。アクアリウム専門店でも大型魚のタンクメイトとして引き取ったりしているそう。

観賞魚を買うな、とは言いませんし言える立場でもありません。でも看取るまできちんと飼育してほしい。

里山の田んぼにもアメリカザリガニスクミリンゴガイが本当に増えました。ドジョウやヒメタニシは激減しました。それを見てため息をついてるからこそ、そう願うのです。

 

うちのごまだんごちゃんは今8歳。成長に備えて水槽も120cmにしました。どのくらい長生きしてくれるかな。